【受験生】暇じゃないのに暇。を分析してみる【心理学】

勉強法

今回は
「暇じゃないのに、暇。
 心理学的に分析してみる。」
について紹介していきます。

あなたも一度は体感したことがある
のではないでしょうか?
「暇じゃないのに、暇。」
という恐ろしい感覚

一度、この感覚に襲われたら最後。
眠くなるか、携帯の充電がなくなるまで
スマホや漫画、本来の目的ではない

よそ事をしてしまいませんか?

違う例だと、テスト週間に限って
いつもはそんなにやらないのに、
掃除や整理を必要以上に
やってしまっていませんか?

僕自身この感覚によく襲われるので
この気持ちが痛いほどよくわかります。

これでやらかした事例だと、
高校1年の中間試験の

テスト週間のことです。
課題を終わらせようとやっていました。
すると、携帯がなり、なにかの拍子に

YouTubeに飛びました。
そこで、ワンピースの動画が目に入り、
それを期に
超ハマってしまったということです。
無論、超大作のワンピースを
一巻から最新巻までを

テスト週間で読み切ることはできず、
続きがすごい気になりながら
上の空で課題だけ
なんとか済ませてテストに臨みました。

結果はお察しの通り、
順位は下から数えた方が
圧倒的に早かった
です。

一度誘惑に負けてしまうと、
満足するまでなかなかその誘惑から
抜け出せなくなってしまいます。

僕がワンピース読みたい欲から
ある程度解放されたのは、

出ている単行本を全て読み切ってしまい、
次が出版されるまで
待たないといけなくなった時です。

すなわち、
自力で欲望をなんとかしたのではなく、
出版されるのを我慢せざる
を得ない状況になっただけです。

この体験から、僕は思いました。
「一回、漫画やゲームが気になったら
 満足するまで
 勉強に手がつかなくなる。」
ということを。

そこで、まずは、
「暇じゃないのに、暇。」
「誘惑に負けてしまう」
が起こってしまう状況を紹介します。

今から、そうならないための
方法をお伝えします。

<*注意*> 

ワンピースは今でも大好きですし、
全く悪くないです。
テストの結果は自己管理
できていなかった自分の責任です。

 

今回の記事でお伝えしたいことは
「誘惑に負けてしまう
 のは理由がある」
ということです。

人間はどういったときに誘惑に
負けてしまい

やすくなるのでしょうか?
もう少し、条件を厳しくすると、

人間はどうして
勉強をしているときに
ほかのことを
やりたくなってしまう
のでしょうか?

このことに関連する面白い実験が
スタンフォード大学で行われたので紹介します。

ババ・シブという教授によって行われました。
メンタリストのDaiGoさんも紹介しています。

この実験は、
学生に友人の電話番号を思い出しながら
デザートを選んでもらうというものです。

すると、電話番号を思い出すように
指示されていた学生は、
健康やカロリー、ダイエットについて
日頃から意識していたにもかかわらず、

フルーツよりも、カロリーの高い
チョコレートケーキを選ぶ確率が
電話番号を思い出していない人と比べて
50%も高くなったというものです。

この実験からわかることは

人間は、
気が散っているときは
長期的な目標を忘れて、
衝動的な選択をしてしまう

ということです。

 

これを
今の自分に置き換えて
みましょう。

気が散っている状態とは、
例えば、
数学を勉強しているときに、

「数学終わったらなにやろう?」
「あの、イディオムどんなんだっけ」

などを考えていては、
気が散っている状態ですよね。

まして、
音楽を聴いているなんて最悪ですよね。
脳内情報の大洪水で、

気の散り方がすさまじいです。
そんなときに、
隣にスマホや漫画が
おいてあったらどうでしょう?

例え、本心で
「大学に合格したい。」
「学力を上げたい」
と思っていたとしても、

ゲームをしたい、Twitterを見たいや、
間違いなく、漫画を読みたいといった

衝動的な欲望に
負けてしまいますよね?

こういった反応を示してしまうのは
人間の性質なので、
仕方ないことなのです。

なので、その性質と向き合い、
どのように行動をしたら
1つのことに集中できるのか
ということを考えていきましょう。

 

そのためには、

自分の行動を、
時系列のついた手帳に
10分ごとに具体的に書く
ことがベストだと考えます。

さらに、
その行動をする理由についても


自分の口ですぐに
明言できる
状態にしておきましょう。

例えば、
「私は、数列の確率の問題が苦手だから、
10:10~10:30まで
名古屋大学の数列の問題を1つ解いて、

10:30~11:00までに答えをみないで
再現できる状態にする」
という状態です。

そうすることで、
自分の行動に
迷いがなくなります。

迷いがなくなれば、
気が散ることもなくなり

「暇じゃないのに、暇。」
も起こりにくくなる
のではないでしょうか?

せっかくなので、今すぐに
手帳もしくは何かの紙に
「今日、この後の予定」
を書き出してみましょう。

集中力を高め、
気が散ってしまうリスクも減らせます。

さらに、
適切な目的意識をもっているので
定着率も全く変わってきます。


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