【受験生】時間管理の本質と要素分解【火星で生きられますか?】

勉強法, 時間管理

今回は、
「火星に一人になったときに生き残れますか?」
ということについてお話ししていきます。

 

あなたは、火星に一人になったときに生き残れますか?
現実的に、僕は余裕で無理です。

 

では、なぜこの話をするのかというと、
最近、「オデッセイ」という映画が地上波で放送されたからです。

そして、この映画が時間管理の本質である
要素を分解するについてとても分かりやすく、

現実での応用の方法を表現していたからです。


実は僕はこの映画を高校2年生
のときに見ていたのですが、
当時この映画を見た感想が、

「まじで、数学頑張ってて良かった。これからも頑張る理由が見つかった。」

でした。

なぜ、数学が出てきたのか
それについても述べていきます。

この映画のあらすじは、
マーク・ワトニーという宇宙飛行士が
チームでの火星の探査任務中に、嵐により
火星に一人取り残されてしまいます。

 

そこから、次々と出てくる問題を1つずつ
解決しながら、地球への生還のために
奮闘する物語です。

まず、彼は目標を
「生きて地球に帰ること」
と決めます。


そして、その戦略として
「要素を分解していきます。」

具体的に、
・次の有人ミッションまでの分の食料を確保する
・NASAとの通信手段を確保

といった様々な課題があります。

さらに、その課題をクリアするときには

・食料は半年分しかないから自分で栽培しないといけない
・火星には有機物質が無いので、通常なら育てられない
・水も存在しないので、自分で作らなければならない

などの、
自分ではどうにもできない
制約条件があります。

これは、受験においても同じですよね。
まず、
「△△大学に合格する!!」
と、自分で目標を決めます。

そして、自分で
「要素を分解します」

さらに、そこには
・試験の日程は決まっている
・問題は当日配布されるまでわからない
・周りの受験生のレベルは選べない

といった、与えられた制約条件、
これらを事実として受け入れた上で、
取り組みますよね?

 

数学もほとんど同じです。
少し違うのは、
目標を設定するのが、自分ではなく、
出題者というただその一点です。


与えられた問題には、
何かしらの制約条件、


・関数は単調増加
・実数解は1つのみ

などがありますよね?

僕はこの映画を見てから、
問題を解けなかった時は
「あ、俺、火星で一人になったら確実に死ぬ。死にたくない!!!」
と思うようになりました。

 

それだけで、
・問題に取り組む意識が
 劇的に変化しました。
・ケアレスミスも減りました。

実際、火星に一人になるなんてことは
基本的に (宇宙飛行士を目指している方は別として)
ないと思いますが、
似たようなことはあるのではないでしょうか?

例えば、
「会社で××を制作してまとめなければならない」
という目標ができたとします。

そしたら、
・メンバーは何人
・予算はいくら
・納期はいつ


などあると思います。
この練習をしているんだと思ったら
少しは面白いと思いませんか?

・自分の使える武器なら
 どんな手段を使ってもよい。
・答えの導き方は一通りではない。

実に、数学チックですよね。

これに加えて
「要素に分解する」
を理解できるようになれば、思考力がつくので
楽に数学を解けるようになります。


もちもん、数学以外にも応用は可能です。

そのための、第一歩として
受験までのビジョンを
今、立ててみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

オデッセイは僕が数学を勉強する意味を初めて
見いだせた瞬間でした。

もしよければ見てください!

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